iPhone13シリーズから搭載されたシネマティックモード
一眼レフカメラで撮ったようなボケ感を出すことができ、動画のクオリティがアップします。
今回はそんなシネマティックモードをVlogで活用するための設定を紹介します。
シネマティックモードを活用して、Vlogのクオリティをアップさせよう!
シネマティックモードの設定
シネマティックモードはカメラを起動して、ビデオの左側のモードを選択することで使用することができます。
選ぶとこのような画面になります。
くの字の部分をタップすると上からF値、露出、フラッシュの設定が出てきますので自分で変更することが可能です。
くの字の右側でF値の設定、左側でフラッシュの設定を変えることも出来ます。
F値を設定しよう
左上のf 4.0がF値になります。デフォルトだと2.8になっているかと思います。
オススメの設定は4前後です。
シネマティックモードの弱点として、iPhoneが自動でボケているように見せるシステムになっているので、ボケ感が強い映像にすると、撮りたいものの輪郭がぼやけてしまい映像として逆に汚くなってしまいます。
2.8だと映像が不自然なように見えてしまって、Vlogには適さない映像になってしまいます。
露出を設定しよう
露出ではカメラが取り込む光の量を調整できます。
iPhoneのカメラなら、基本的に変更する必要はないと思いますが、場面に応じて変更すると動画のクオリティがアップします。
明るく撮りた良い時は露出を上げます。
室内など、暗めの場所で撮影する場合は上げると良いでしょう。
逆に、晴れた日の外だと、下げることで撮りたいものが鮮明に映る場合があります。
映像を明るく撮りたいなら上げる。暗く撮りたいなら下げる。
シネマティックモードの注意点
注意したい点が2つあります。
- 4Kでの撮影ができない
- FPSは30で固定
撮影はすべてHD画質になります。
4Kのような綺麗な映像で撮影したい場合は標準のカメラ機能を使用しましょう。
とはいっても、HDでもVlogなら十分に綺麗ですので、そこまで気にすることはないとは思います。
4Kで撮りたいなら通常のビデオモード
また、FPSも30固定です。
編集時にスローモーションを使いたい場合は映像がカクついてしまうので使えません。
こちらも通常のビデオモードで撮影しましょう。
スローモーションで撮りたいなら通常のビデオモード
撮影する際のコツやポイント
ピントに気をつけよう
画面をタップすることで、ピントを合わせることが出来ます。
動いているものをタップすることで、ピントを合わせ続けてくれるのです。
また、長押しすることでオートフォーカスをロックすることも出来ます。
後からF値を編集することもできます。
ボケ感などもあとから編集して修正することが出来ます。
ボケ感が足りなかった!とか、ボケすぎて映像が見にくい!という場合でも、写真アプリから動画に変更を加えることができるのです。
修正はタップするだけの簡単操作ですが、面倒臭いので撮影時に気をつける方が良いかとは思います。
あとから変更が加えられるのは一眼レフカメラなどと違って良いですよね。
シネマティックモードを活用しよう!
初心者でも簡単に一眼レフカメラで撮ったような映像を撮影できるシネマティックモード。
ぜひみなさんも活用して、楽しいVlogライフを送ってみてくださいね!
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